セミナー・イベント開催レポート

きらめきと泡の国チェコーA Journey through Beautiful Landscapes, Glass& Beer ー

・講師:在堺チェコ共和国名誉領事館職員

スザンカ・ハニバロヴァー 氏

・開催日:2026年2月13日(金)

・場所:リーガロイヤルホテル大阪

・参加者:204名

・目的 :チェコ共和国の歴史・文化・産業、とりわけガラス産業やビール・ワイン文化への理解を深めること。

※大阪硝子工業会の会員による報告書です。後段に報告者自身のチェコ駐在経験に基づく個人的な体験を掲載しております。

<講演内容>

 テーマを拝見した際、「きらめき」=ボヘミアングラス、「泡」=ビールという印象を持ちました。しかし、講演の冒頭でチェコ共和国は民主主義国家であるとの説明があり、その点が特に印象に残りました。

 旧チェコスロバキア時代、同国はワルシャワ条約機構に属する社会主義国でした。1968年のソ連によるプラハ侵攻、いわゆる「プラハの春」、そして1993年の分離独立に至る過程で「ビロード革命」と呼ばれる流血を伴わない民主化を経験し、現在に至っています。こうした歴史を経て築かれた民主主義に対する国民の誇りのようなものを感じました。講師の正確なご年齢は存じ上げませんが、おそらく分離独立後に成人された世代ではないかと推察いたします。過去の歴史を踏まえた上で、現在の民主主義体制を誇りに思っておられるのだろうと感じました。

 「きらめき」の部分であるボヘミアングラスに関するお話については、時間が許せばもう少し詳しく伺いたいと思いました。一方、「泡」に関するビールのお話では試飲の量も十分で、参加者の皆様にもご満足いただけたのではないかと感じました。

<附帯>

 ボヘミアングラスについて、1999年から約2年間チェコに駐在した経験を踏まえ、少しコメントさせていただきます。

 民主化直後、液晶ディスプレイの後工程工場を立ち上げるため東欧地域を調査した結果、人件費が比較的安価であり、政治的にも安定しており、さらにものづくりに長けている国としてチェコが選定されました。私はその工場立ち上げ業務に従事いたしました。勤務地はチェコ北西部、ポーランドとの国境に近いVRCHLAB(フラッヒラビ)という村でした。子音が五つも続く地名は珍しく、当初は道路標識を見てもすぐに読み取ることができませんでした。

 当時の物価は非常に安く、ビジネスホテルが1泊800円程度、パスタが1皿80円程度でした。ビールは地元工場で量り売りされており、1リットル150円程度で、水よりも安いほどでした。休日には車で少し足を延ばし、ガラス工房やショップを訪れていました。最初はカットの美しさに魅了され、後半は絵付けの繊細さに心を奪われました。当時、帰国のたびに機内持ち込み手荷物として大切に持ち帰った品々を、今回ご紹介いたします。

左から「2色ガラスカット品一輪」「カット+絵付けグラス」「絵付けグラス」「絵付けグラス」「ウォッカ(参考)」

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<以下募集時の掲載内容>

きらめきと泡の国、チェコ ーA Journey through Beautiful Landscapes, Glass& Beer ー

在チェコ共和国名誉領事館 スザンカ・ハニバロヴァー氏を迎え、

「きらめきと泡の国、チェコ ーA Journey through Beautiful Landscapes, Glass& Beer ー」と題したセミナーを開催いたします。

大阪・関西万博でチェコ館を訪れた方は、ボヘミアグラスを使用したパビリオンの美しさをまだ鮮明に覚えていらっしゃるのではないでしょうか。今回、ガラス産業で長い歴史を持つチェコ共和国の魅力について講演いただくことになりました。

チェコの基本情報、ガラス産業、チェコビールやチェコワインについて、お話いただきます。講師はビールやワインに精通しており、セミナーではチェコビールやチェコワインもお楽しみいただけます。両国の文化や産業を五感で感じられる、貴重な機会です。ぜひご参加ください。

<講師ご紹介>

講師のスザンカ・ハニバロヴァー様は、日本に来日して約20年になります。
世界中を旅することが大好きで、日本に来たきっかけも旅でした。日本の文化に憧れ、世界との架け橋になるという夢を抱き、大学では国際学・国際関係を学ばれました。在学中にラジオ出演を経験したことをきっかけにメディアに興味を持つようになり、卒業後は学んだ知識を生かし、関西を中心にパーソナリティや司会など幅広く活躍されています。また、人との出会いやコミュニケーションを大切にされ、トライリンガルの能力を活かして国際会議のコメンテーターや国際交流事業のコーディネーター、司会・通訳なども務め、世界中の人々を繋げる活動に尽力されています。

※本セミナーではお酒の提供がございます。20歳未満のご参加はご遠慮ください。

講 師    スザンカ・ハニバロヴァー氏 (在チェコ共和国名誉領事館 職員)
開催日時2026年2月13日(金)
開場:18:00 
開会:18:30
交流会 講演終了後~20:45頃
会 場リーガロイヤルホテル(大阪)
ウエストウイング 2F 山楽の間
講演会終了後、交流会を実施いたします。
https://www.rihga.co.jp/osaka/access 
申込連絡先TEL:06-6881-2475 FAX: 06-6881-2476
申込締切※応募者多数のため締め切りました