2019年8月30日セミナー「大阪硝子産業史セミナー」ご報告
大阪硝子工業会が企画構想から約4年を掛け、「大阪硝子産業史」が完成いたしました。残暑が厳しい8月末日。本誌に基づいた大阪硝子産業史セミナ－がリ－ガロイヤルホテル大阪で開催されました。 講師には、「大阪硝子産業史」の取材・執筆いただいたライタ－の中道達也氏をお招きしました。

中道氏の取材コンセプトである「体温をとどける」という言葉どおり
「産業史＝物語集であり、会社と製品は「人」から始まると思います。」
「硝子需要の認識や変化に対して、大阪硝子工業会企業各社にそれぞれ物語があります」
と前置きされた上で、大阪硝子工業会会員企業28社（※１）の歴史についてお話いただきました。

特に各社が硝子の良さを生かす道へと軌道修正をするため、様々な苦労や紆余曲折の歴史があることがわかり感慨深く聞きいってしまいました。

セミナ－終了後は懇親会が開催されました。
乾杯の前にリ－ガロイヤルホテル大阪マスタ－バーテンダーで「平成２８年度大阪府最優秀技能者表彰（なにわの名工）である古澤孝之氏より美味しい瓶ビ－ルの講座をしていただきました。 参加者全員が習ったばかりの注ぎ方で乾杯しスタ－トしました。

懇親会場であるロイヤルホ－ルの豪華な雰囲気の中、会場ではあちらこちらで参加者の交流、会話も弾み、大変にぎやかで楽しい懇親会となりました。

※1　本誌制作段階では大阪硝子工業会会員数は28社でしたが、2019年9月現在29社になっています。

参加者 253名

---

当会の会員各社および歴史ある大阪の硝子会社を取材し「大阪硝子産業史」として１冊にまとめました。 取材及び執筆いただいたフリーライターの中道氏をお迎えし、大阪の硝子産業の歴史とライター視点の気づきを学びます