第40回ネプコンジャパン -エレクトロニクス開発・実装展- 視察報告
2026年1月30日
出展社数:1,714社
来場者数:78,673名(3日間合計)
<概要>
電子機器・半導体分野における開発・実装・製造・検査関連の技術が一堂に集まる、アジア最大級の専門展示会である。主な出展対象は、実装・製造装置、検査・測定装置、電子部品・材料、プリント配線板、微細加工技術、半導体・センサのパッケージング技術、パワーデバイス/パワーモジュール関連などで、エレクトロニクス製造の最新動向を総合的に把握できる点が特徴である。
<松浪硝子工業㈱ブース報告>
松浪硝子工業のブースでは、「煌めきディスプレイ」が展示されていた。本技術は、最新の撮影手法や光線計算により高解像度・高光線密度を実現し、従来のディスプレイでは難しかった自然界の“きらめき”や素材の質感をリアルに再現できる点が特徴である。見る角度によって色や輝度が変化する反射・散乱の見え方まで表現可能で、高級商材の訴求、デザイン・意匠評価、アートや展示空間演出など幅広い用途が期待される。


<岡本硝子㈱ブース報告
岡本硝子のブースでは、スタートアップのU-MAPと共同で、名古屋大学発の放熱素材「Thermalnite®(サーマルナイト)」を用いた高熱伝導放熱シートを展示していた。本シートは、発熱部品とヒートシンク等の間に挟み、熱を効率よく逃がすTIM(熱伝導界面材)として使用される。公式発表では、**熱伝導率14 W/(m・K)**と柔軟性を両立し、部品間の段差・公差を吸収して密着性を高める点が特徴とされる。また復元力を備え、振動や熱変形に追従しやすく、低面圧でも低熱抵抗を維持できることが訴求されている。用途はパワーモジュールやCPU/GPU等の放熱用途が想定される。


