Natural Products Expo West 2026 視察報告
2026年3月24日
今年で45周年を迎える世界最大規模の展示会「Natural Products Expo West 2026」の視察を実施した。
本展示会は、世界140以上の国・地域から3,000社を超える企業が出展し、開催期間である2026年3月4日から6日までの3日間で、来場者数は6万人以上に達するなど、ナチュラル・オーガニック分野における国際的な一大イベントである。
展示内容を数年前と比較すると、全体としてガラス容器を採用している企業は減少傾向にあると感じられた。軽量化やコスト、物流効率を重視した容器への移行が進んでいることが背景にあると考えられる。一方で、「ナチュラル」や「オーガニック」を強く意識した食品・飲料分野においては、ガラス容器が引き続き採用されているケースが多く確認された。これらの分野では、品質の高さや信頼性、環境配慮といった価値訴求において、ガラス容器が重要な役割を果たしているものと考えられる。
また、日本企業も約20社程度が出展しており、健康志向商品や高付加価値食品を中心に、アメリカ市場の拡大を見据えて新たなビジネスチャンスを模索する積極的な姿勢が印象的であった。国内市場の成熟を背景に、海外市場への関心と期待の高さがうかがえる。
日本国内においてガラスびん需要が低迷する状況が続く中、本展示会を通じて、海外市場、特にナチュラル・オーガニック分野における一定の可能性を再認識する機会となった。今後も引き続き、海外企業の動向や市場ニーズを注視し、新たな市場開拓に向けた検討を進めていきたい。




