工業会活動報告

展示会講演会 参加・見学報告

iOFT2021 展示会参加報告(1)

    第34回となるiOFT2021(国際メガネ展)。アジア最大級のアイウェア関連の展示会となっており、仕入れ・情報収集・OEM発注などができる場となっている。今回初参加だったので例年の雰囲気はわからないが、先月緊急事態宣言下で開催されたインテックス大阪の展示会と比べても来場者は少なく感じた。来場者数は3日間で5,863人。

    メガネの素材としてガラスレンズは今どの程度使われているのか、また今後ガラスレンズが増えていく可能性はあるのか気になっていたが、あるレンズメーカーのブースでヒアリングしたところ、現状メガネのレンズとしてはガラスは2%ほどのシェアとのことだった。これはHOYAやNIKON製らしい。レンズは屈折率が高いほど薄く作ることが可能だが、ガラスは樹脂に比べて屈折率が高いので薄く作れる。(ガラス1.9に対し樹脂は1.7)

    但しガラスは比重が大きい、落とすと割れる、高額、などのデメリットも多くあり、現状2%のシェアに甘んじている。これらデメリットが改善されていくか、もしくは画期的な性能を有したニューガラスが開発されることで、アイウェア業界でガラス回帰が進むことを期待したい。

    開催日程 2021年10月18日〜19日
    参加人数 1人
    場所 東京ビッグサイト