カメラ・天体望遠鏡など写真・映像用の機器や周辺アクセサリーなどを含めた業界の総合的な展示会。

コロナ禍により３年間リアルの展示会が開催されておらず、久々の開催となった。

主な出展社としてはNIKON、CANONなどのカメラ本体メーカーであるが、三脚・カメラバッグまで含めた周辺企業も数多く出展していた。

コロナ前は中国やヨーロッパのレンズやアクセサリーメーカーも出展していたが、今回は中国メーカーがわずかに出展していただけで、まだ完全に以前の状況には戻っていない感じもあった。

パッケージ、眼鏡など他の業界においてはガラスからプラなど他素材への移行が進んでいる部分も多いが、映像や写真、特に高画素数が求められる機器やその周辺では解像度という点で、他素材は十分な性能に達しておらず、ガラス素材の求められる余地はまだまだ大きいと感じた。

ガラス素材同士でも、中国など他国のメーカーの躍進もあるので、それに対する意識は必要であるが、新しい特性の素材や用途の提案などで、ビジネスを拡げる余地はあるという印象を感じた。