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The 25th Busan International Food Expo / BOFOOD 2018 視察報告

    視察先: The 25th Busan International Food Expo / BOFOOD 2018
    展示内容:食品博覧会
    農作物及び加工食品, 肉類及び肉加工食品, 家禽類及び加工食品, 冷凍食品, 乳製品, 食品添加物及び混合物, 健康食品及び有機栽培製品, 外食創業, 小売店及びその他

    カフェ&ベーカリー博覧会
    コーヒー&ティー&アイスクリーム類, 製菓&製パン, ワイン、酒類及び飲料, コーヒー焙煎及びコーヒー機械, 製菓、製パン、飲料加工及び調理装備

    食品機械及び技術博覧会
    肉類、麺類、乳製品、農作物、加工食品用の加工及び調理装備, 食品保存装備, 食品衛生設備, 食品測量及び検査装備, 食品環境保護及びリサイクル装置, 食品情報システム, 食品包装材及び原料, 食品包装機械, 食品検査及び試験装備, ラベリング及びマーキング設備, 食品運送装置, 食品包装サービス及びラベリング技術

    開催頻度:毎年(年2回)
    規模:16カ国 / 400社 / 800コマ
    過去の実績:2017年実績 
           来場者数52,854人
           出展社数315社 / 650コマ

     BOFOOD2018 韓国釜山国際食品展に視察に行きました。 こちらの展示会は2007年から6月11月と年2回釜山のBEXCO展示場で開催されており、世界各国から食品の事業拡大を狙い集う展示会と謳っております。 釜山は韓国の第二の都市であり、韓国最大の貿易港である釜山北港と新たに開かれた釜山新港があるため盛んに輸出入が行われております。 その釜山での展示会ということでどのような食品会社が出展し、どのようなびん詰め商品があるのか、韓国国外からの出展社はどのような企業があるのか、 バイヤーは何を求めているかを、びん需要を把握したい観点で注目しておりました。 しかしながら、COFFEE SHOWが併設されており、その規模の方が勝りコーヒーメーカーが多かったということ、 来場者のほとんどが一般消費者であり即売会という印象が強かったこと、釜山の出展社が少なく、海外出展社もほとんど見受けられず、 残念ながら韓国国内向け展示会の域を出ていないと感じました。その中でも、ブースを回る中で得た情報として、 韓国国内では排ガス規制が強くなり、ガラス瓶メーカーには留まりませんが、製造業への課税が多くなっているということを聞きました。 これによって、韓国国内のガラスびんの仕入れ単価があがっているということで、各食品会社がガラスびんを探しているという事を知りました。 また、マイクロプラスチックの環境問題を考慮してプラスチック容器からガラスびんへ変え始めている企業も多いということを知り、 韓国国内は日本のガラスびんも大いに戦えるマーケットであるなと感じました。

    開催日程 2018年6月21日〜24日
    参加人数 2名
    場所 The 25th Busan International Food Expo / BOFOOD 2018