一般社団法人大阪硝子工業会

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工場見学・視察 2017年の報告はありません。 展示会報告

第98届全国糖酒商品交易会

工場見学・視察

視察展示会:2018 第98届全国糖酒商品交易会
内容:中国全土の酒、食品、オイル等の展示会
開催日時:2018年3月22日~24日
場所:中国四川省成都

非常に大きな展示会で年2回開催されています。

近年、白酒の販売、特に輸出量が中国から各国へ突出して多くなっており、また、中国国内需要も一時の自粛要請後回復してきており、特に若い人を中心に新しい白酒の文化が生まれようとしています。

それを受けて、伝統的かつ画一的なボトル需要から、近代的なモダンなデザインのものも多くみられるようになってきており、陶器や前近代的なボトルからシンプルでかつ、小型化されたものも多くみられるようになってきております。 弊社としてはこれをビジネスチャンスととらえ、小型化ボトルでのマーケット開拓に取り組むべく各地の白酒文化、需要等を調査してきております。 中国人のバイタリティに負けないよう、進取のデザインをもって取り組むつもりでおります。
以上。

参加人数 2名

Semicon Japan 2017 ご報告

日時:2017年12月13日
場所:東京ビックサイト
目的:
1)国内での生産活動を継続するための情報収集の一つとして、セミコン関連分野でのガラス加工の可能性を探る。
2)弊社にて新しく取り組んでいるセラミック基板の加工に関連して情報を、大阪硝子工業会の支援を活用させていただいて収集する。
       


1.出展内容
1)例年のとおり、半導体のウエハー処理に関するメーカーの出展はなかった。
2)他のFPD等の展示会とは違い、機械部品、評価機器、ロボット関係に日本の企業展示が目立った。
3)海外企業の出展、見学者もFPDのそれに比べると極端に少なく、久しぶりに日本の展示会を見た、という印象が残った
4)材料メーカーもレジストメーカーをはじめとして、工程材フィルムメーカーも活気があった。
 
2.ガラスの可能性について
1)半導体自体へのガラス参入のアイデアは残念ながら見つからなかったが、工程材、治具等でアポイントが3件取れた。
2)プリント基板関係では、パワー半導体関連で従来のガラスエポキシからガラス基板の可能性がある。
3)セラミック基板の切断に関しての新規案件はなかったが、パワー半導体関連、車のエンジン回りの制御関係での情報収集はできた。

3.感想
1)何年かぶりでのセミコン見学になったが、日本企業の元気さが印象的であった。部品、材料関係であるが海外の見学者からの積極的な質問も目にし、ここ最近の大きな展示会とは異なる印象が強く、元気をもらうことができた。
2)元気のある国内企業はやはり、海外がまねのできないコア技術があり、海外を生産拠点としてとらえてのアプローチではなく、大きな市場で、現地生産の要求とのすみ分けができている印象であった。
3)海外市場として、中国等をとらえることが今後のビジネス開発のポイントではないかという印象を強く持った。


以上。

参加人数 1名

Korean Sool Competition & Grand Festival 2017 ご報告

開催期間:2017年11月24日~26日
開催場所:韓国ソウル
展示会概要:韓国国内の酒蔵、酒問屋、販売店による展示会
取扱品目:マッコリ、焼酎、伝統酒、薬用酒、ワイン、リキュール、その他アルコール
出展企業数:81社
品目数:200~300種類以上の酒
       



  韓国ソウルで行われた酒蔵、酒問屋、販売店が出展する展示会である「Korean Sool Competition & Grand Festival 2017」の視察に伺ってきました。
  本展示会は全国の200~300以上のアルコール製品がマッコリ、薬用酒、リキュール、蒸留酒、その他アルコールの分類別に最高の酒という称号を競い合い、 関連する様々なイベントを通して、酒文化を活性化させる目的がひとつと、消費者、生産者、販売代理店が調和して、さまざまなお酒を飲み交わすことで、 情報交換、人の交流を目的として開催されております。これらの目的から察するに出展者間での交流も重要視していると考えられますし、 それによって酒の地位向上を狙ったものであると感じました。また視察する身としては、全国の有名な酒蔵さんが挙って参加される為、 韓国国内でのお酒のトレンドやどのような製品があるかを把握する上で非常に有益な展示会であったといえます。
  特に感じたこととしては、日本の酒事情と非常に似ており、飲み易さをうたい、若者や女性にも飲んでもらいたいとするコンセプトを持った商品が多くなっている点です。 マッコリにしてもバナナ味やイチゴ味などフルーツミックスされた商品が出ていたり、フルーツフレーバーな蒸留酒も多くみられました。 また容量に関しても375ml、200mlといった小容量帯の商品や、パッケージに関してもおしゃれにあしらった商品が多いと感じました。 ヨーロッパからガラスびんを輸入している酒蔵さんもあり、日本のガラスびんも大いに需要があるのではないかと考えます。
  また、韓国の酒蔵さん自身もドメスティックにとらわれず、グローバルに展開したいと模索されている方が多く、 日本人が自社のお酒に関してどのように感じるか、どのように日本市場に参入できるかなど非常に興味深くお話しされていることも印象に残りました。


以上。

参加人数 2名

第八届中部武漢糖酒食品交易会 ご報告

視察先 第八届中部武漢糖酒食品交易会
日時  2017年11月9日~21日
場所  中国 武漢
内容  中国中部地域の伝統酒(白酒、漢方酒)等の展示
視察目的 日本製ボトルの中国伝統酒へのマーケティングが可能かどうかの視察


報告
中部地域に限られた伝統酒の展示販売会であったが、大小取り混ぜて非常に多くの出展があり、内容も千差万別で奥深さを感じさせる展示会でした。 中部地域、南部地域特有であるのか「苦蕎酒」の展示が多く、地域性を感じさせました。

瓶使用は非常に多く、特殊加工を施した高品位の製品が主流で、もちろん安価なものもあるにはありますが、販売価格としては日本円で千円程度から数十万円(一本)するものまで驚くほど多様性があります。

弊社が中国伝統酒の業界にターゲットを定めようとしたきっかけは、現在の中国の酒事情が大きく変わりつつあることと、購買層の変化に伴い、弊社ボトルで市場を作っていけないかと考えたためです。展示即売会を見て、購買層の若年化、製品の小瓶化等、やはり市場の変化と購買層の変化の兆しは見えており、提案事案の作成にかかりたいと思っております。
以上。

参加人数 1名

第58回ガラスおよびフォトニクス材料討論会

視察先(主催)日本セラミックス協会ガラス部会
日時 2017年11月2日~11月3日
場所 名古屋国際会議所
調査目的 ガラス産業の情報収集するために上記の討論会に参加した。

6.内容
ガラスおよびフォトニクス材料に関する研究討論会と同時開催である第13回GICシンポジウムに参加した。 GICシンポジウムでは「溶融と環境」をテーマとして産学から下記の講演を聞いた。
①「プラズマ・ケミカル法を用いた燃焼排ガスの脱硫・脱硝」
日本山村硝子株式会社 山本 柱 氏
②「天然ガス焚きガラス溶解バーナおよび低環境負荷バーナ」
大阪ガス株式会社 柳樂 愼輔 氏
③「燃料としてのアンモニア利用とガスタービン発電」
産業技術総合研究所つくば東事業所 壹岐 典彦 氏
④「高温炉熱の熱化学再生による省エネルギー」
早稲田大学理工学術院 中垣 隆雄 教授

「企業の製品・技術紹介」および「大学等の研究室紹介」のポスター発表が以下の3主題で行っていた。
①ガラスやフォトニクス材料に関わる基礎科学および技術
②企業の製品・技術紹介
③ガラスに関係する大学等の研究室紹介

7.気になった技術・研究
今回参加して気になった以下の4題目の技術・研究に関して報告する。
①プラズマ・ケミカル法を用いた燃焼排ガスの脱硫・脱硝
近年、触媒を用いないプラズマ・ケミカル複合排ガス処理法(以下PCHPと称する)による同時脱硫脱硝技術が提案されており、 報告者はガラス溶解炉排ガスに適用するための研究開発を行っていた。排ガスで発生するNOとSO2を処理している。 NOはプラズマ発生装置で発生させたオゾンを用いて水溶性のあるNO2に酸化された。SO2はNaOHと反応し、還元性の高いNa2SO3を生じる。 NO2はNa2SO3と反応させ、N2とNa2SO4に分解させる。このNa2SO4は、ガラス原料の清澄剤として再利用される。

②燃料としてのアンモニア利用とガスタービン発電
メタン‐アンモニア混焼を用いてガスタービンを駆動して電力を得るという発電方法がある。アンモニアは水素と同じように、 炭素を含まない可燃性物質である。このために、環境対策にも役立つ。液体アンモニアの発熱量はメタノールとほぼ同じである。

③空燃比制御システム
燃料と空気の流量を適切な比率(空燃比)に保つ必要があり、比率が乱れるとエネルギー効率が低下したり、 不完全燃焼によって黒煙などを発生したりして大気汚染の原因にもなる。このことがないように流量比率を常にほぼ一定の範囲で制御して、 最適な空気比を安定的に保つことが可能である。

④放射熱伝達を考慮した熱伝導率の解析とガラスの高温熱伝導
ガラスの製造工程における技術向上には高温化での物性を知る必要がある。その中で、熱伝導率は同一組成でも報告者によって値が異なることがある。 一般的にはレーザーフラッシュ法で測定される。しかし、加熱時に試料表面付近で大きな温度勾配が生じ、測定温度が不正確になる。 新しい加熱方法を用いて熱伝導率を測定する方法を構築した。

⑤有色ガラスカレットを原料とする白色泡ガラス作製の試み
泡ガラスは建築用断熱材や土木用資材として利用される。有色ガラスよりも白色ガラスの方が材料として好まれる傾向がある。 茶色、緑色と白色カレットにZnOを添加して実験すると、白色に近い色を示す。

8.所感
今回参加して気づいた点としては、ガラスを製造する際、一般的な商品とは違い高温でアモルファス状態であるために、 物性を知るための測定や試料作製が難しいことを改めて感じた。特に熱伝導率に苦労されているようだった。 高温時には、輻射エネルギーが支配的になり、測定が困難になる。このために報告者は、試行錯誤して行っていた。 改めてガラスは難しい物質であることを再認識致した。

上記の内容を調査した報告とさせて頂きます。

以上。

参加人数 1名

Food Japan 2017 シンガポール展示会の視察 ご報告

展示会会期:2017年10月26日(木)~28日(土)
展示会場:Suntec Singapore Convention & Exhibition Centre Hall 401-402(シンガポール)
展示会概要:ASEAN市場最大の日本の食に特化した見本市
取扱品目:農林水産品、日本産酒類、加工食品、調理器具、テーブルウェア、食品機械、店舗サービス等
開催頻度:年1回
来場者数:11,061名
出展社数283社(38都道府県) ※一部、シンガポールを含むASEAN諸国の企業も出展



シンガポールにて年に1度開催される『Food Japan 2017』の視察に行って参りました。主に自社の日本産食材をシンガポール、 又はASEAN諸国に展開したいという企業が主体の展示会となります。本国は世界における金融街の中心地の一つとして知られており、 また富裕層が多く暮らす事から日本の食品メーカーがこぞって進出を試みる国です。

本展示会は既にシンガポールへ進出しておる企業も数社ありましたが、大半はシンガポール及びASEAN市場の開拓を目論んでおる企業で構成されておりました 。現状、日本産の食品を海外へ輸出する事はかなりハードルが高い上、 富裕層のみがそのターゲットとなる為に今後苦戦を強いられる可能性が高いと各社ブース担当者は話しておられました。 また、会場内ではシンガポールのみならず他アジア諸国からのバイヤーの姿も見受けられ日本産食品に対してかなり興味を示しておられるようでした。 日本産食品の輸出が難しい中、各国のバイヤーはどの様な製品が輸入可能か、また自国で受け入れられるか、 そして拡販していけるかを、各社ブースを回り慎重に検討されておる印象を受けました。

世界的に日本酒の消費量が増え、輸出増が背景にある為か、 特に酒造メーカーの出展が多く各社共に自社の製品を積極的にPRし海外展開を行っていきたい企業が多かったと思われます。 その他、単独での出展が難しい為に、地方自治体が各都道府県内の企業を取りまとめ出展するケースも多々見受けられました。 そして拡販していけるかを、各社ブースを回り慎重に検討されておる印象を受けました。

日本産食材の輸出に関してですが、パウチ状等で販売せざるをえない食材以外はガラスびんを使用した製品の方が、 富裕層が多いシンガポールにおいて高級感が出る為販売を見込めるのではないかと感じ、またブースの訪問を行った企業の担当者も同じ事を話されておりました。 例としまして、ドライフルーツをパウチで販売されておられる企業の方が、ガラスびんに入れ少しでも高級感を出す方が販売を見込める可能性が高いと現地にて 感じられたそうです。ASEANから来訪されたバイヤーの方と話す機会があったのですが、その方は日本産食材について『安心』、『安全』のイメージが強いと話しておられ、 また日本製のガラスびんに対して印象はどうかとの質問を行うと、その点においても『安全性が高く、安心している』と話しておられました。 それらを踏まえ、日本産食材を輸出する際にガラスびんを使用する事の重要性、日本製ガラスびんに対する信頼性が高いという事を随所に感じる展示会であったと思います。
以上。

参加人数 4名

Food Week Korea 2017展示会の視察報告 ご報告

調査日:2017年10月25日~28日
場所:韓国ソウル:Coex Hall A-D)
概要:国際飲食料品展示会
取扱品目:農産物、海産物、肉商品、乳製品&家畜、米&発行商品、飲料、食品雑貨、健康関連商品、ベーカリー、ベビー食品、クッキング用品、キッチン用具、包装器具、安全&衛生器具等
開催頻度:毎年(年1回)
過去の実績:2016年実績
       来場者数59,322人(海外:1,763名)
       出展社数891社/41カ国




  韓国ソウルで行われている飲食料品の展示会である「Food Week Korea 2017」の視察に伺ってきました。 韓国では毎年5月に開催される「Seoul Food」という同じく飲食料品国際展示会が広く知られておりますが、本展示会はそれに並ぶ規模の年一回開催される展示会となります。 主に4つのカテゴリーに分かれておりまして、Food & Beverage、Machinery & kichen Utensils、Food Packaging、Food Safetyで構成されており、 Siba2017、Dessert Show、Kitchen Fair2017という名称をもって 集客しておりました。実際に伺ってみて、人の入りも多く賑わっておりましたし、データとしても毎年尻上がりに来場者数も伸びているようで、注目度の高い展示会だと感じました。 しかしながら国際展示会としては海外からの来場者は若干少ないように感じ、まだまだ認知度としてはドメスティックにとどまっているのかと思います。

  今回視察のポイントとしてはガラスびんを使用する食材は日本の商品と比べてどのようなものが多いかということと、韓国独自の特性を理解するために伺いました。 この2点については大枠で一つに集約されたわけですが、やはり韓国は美や健康に対する意識が高いということです。 それにより、食の安全を重視するという点で非常にガラスびんの商品が多かった印象です。 商品群としてもちろんコチュジャンやキムチ、マッコリなど韓国特有の商品もありますし、各種オイルや高麗人参、オーガニック食品などの健康食品は人気も高く、 また、現在韓国の伝統酒もブームとなっているそうです。パッケージに関しても、新しくデザイン性に富んだものを常に模索されているようですし、韓国も日本と同じで晩婚化、核家族化が進み、 容量帯としても小容量の商品が多くなっておりました。本展示会は総じて日本からの出展者も数社ありましたし、今後国際展示会としてより大きくなっていく可能性があると感じました。
以上。

参加人数 1名

Fine Food Australia 2017展示会の視察 ご報告

調査日:2017年9月11日~14日
場所:ICC Sydney(インターナショナル コンベンション センター シドニー)
概要:食品向け国際展示会
取扱品目:ベーカリー、乳製品、飲料、食品加工関連機器、精肉、水産物、オーストラリア食品、オーストラリア高級食品、ワイン、ピザ等
開催頻度:毎年(年1回)
過去の実績:2016年実績
       来場者数19,682人/47カ国
       出展社数1000社/36カ国

  今年は例年のメルボルン開催ではなくシドニーで開催された、年に一度のオーストラリアで最大規模である食の展示会、「Fine Food Australia 2017」の視察に行きました。

  本展示会は2フロアの1階と4階に分かれており、1階は食品メーカー主体のフードエリアと本展示会と併設してCommercial Drinksという展示会も行っており、ワイン、スピリッツ、ビールなどのドリンクエリアとなっておりました。そして4階に関しましては、食品に付帯する充填機やテーブルウェア等の設備フロアとなっておりました。どちらのフロアも大変賑わいをみせており、カフェ、レストラン、バーやホテルのバイヤーが多く、オーストラリア最新の食品事情、設備事情を知り、買い付ける絶好の場であるのかと感じました。また、国際展示会であるがゆえに、オーストラリアのみでなく世界各国から多くの企業も出展しており、特にアジア、オセアニア圏の食品の現状を知るうえでは有意義な展示会でありました。

  今回視察の目的としては、オーストラリアは国民の人口比率に対してガラスびんの消費数量が世界一であるとのことで、市場としてどんな優位性があるかということを焦点として見てきました。
  やはりジュースなどの飲料に関してはプラスチック容器ももちろんあります。しかし、その他ビール、リキュール、オイル商品やハチミツなどに関してガラスびんが多いのは言うまでもありませんが、ナッツや粉物もびん詰めが主流で、ガラスびんを使用する商品群が比較的多いと感じました。ただ、使用されているガラスびんはほぼ同形状のものが立ち並び、独占市場であると感じました。やはり主に中国産のガラスびんとオーストラリア産のガラスびんがほぼほぼだと言えます。

  今回ガラスびんメーカーとして自社製品の案内をかけて回りましたが、まだまだパッケージ戦略として差別化を図るという意識は薄いかもしれません。それはこちらのデザインや品質、透明度で付加価値をつけてはどうかという案内に対して、価格の面や今使用している一個箱との互換性など重視していると感じる部分が多かったからです。しかしながら、オーストラリアの国民性か非常に親切ということもあり、興味深く話しは聞いて下さる方も多く、ディストロビューターとの取引を活用するなどアプローチの仕方を工夫することで、市場開拓出来るのではないかとも感じました。

  最後に本展示会に関しましてJETROやその他日本の展示会出展の斡旋企業とのコネクションが無いとのことで、日本企業はほぼ出展しておりません。さらに非常に人気の展示会ということもあり、本年の展示会が開催される前に翌年のブーススタンドがほぼ予約で埋まっております。よって、ご出展を検討されているのであれば1年以上先を見越して事前にコンタクトを取られた方が良いかと思います。


以上。



参加人数 1名

南寧 Nanning International Convention & Exhibition Centre 視察ご報告

展示会開催日:2017年9月12日~15日
視察日:2017年9月12日~13日
場所:中国 南寧 Nanning International Convention & Exhibition Centre.
展示内容:中国及びアセアン諸国及び周辺関係国の物産、食品、最新機械の展示。 主な参加国
中国、ブルネイ、ラオス、インドネシア、マレイシア、ミャンマー、フィリピン、 シンガポール、タイ、ベトナム、オーストラリア、韓国、スリランカ、カザフスタン、USA、台湾

全般感想
 当初同時併催のTaste China Expo.の視察を中心に予定しておりました。 Taste China Expo.は中国、その周辺国の調味料、オイル、ビネガーなど広く瓶に関係した商材が集中的に集まる展示会として開催されているものです。 これを中心としてCAExpo.の視察をと予定しておりました。  南寧は中国西部に位置し、かなりローカルなイメージをもって視察に行ったのですが、 その規模は他国開催の大きな展示会と比しても何ら遜色がなく、アセアン、中国に限定した展示会としては驚くほど充実した、大きなものでした。

各国紹介ブースを別にして、産業、食品の展示販売ブースの主な出展物は以下の通り。
■ラオス
木彫品、家具、宝石、石、布製品、コーヒー
■インドネシア
木彫品、家具、石、コーヒー
■ブルネイ
多種類の食品、食品ペースト類、フルーツ加工品、菓子、化粧品、健康関連食、蜂蜜
■ミャンマー
石、宝石、ココナッツオイル等、菓子、布製品、コーヒー、茶
■タイ
布製品、鞄、靴、宝石、石、ココナッツオイル、レトルト製ソースなど、菓子、健康関連食、マッサージ関係オイル、香料、アロマオイル、化粧品、美容オイル
■マレーシア
フルーツ、ツバメの巣、コーヒー
■フィリピン
菓子類、食品加工関連商品
■シンガポール
菓子、ジュース
■ベトナム
木彫品、家具、履物、菓子、コーヒー
■カンボジア
石、宝石、銀製品、農作物、米、布製品、コーヒー

 各展示ブースを見て回ってみて感じたのは、日本で大きく報道されているほど、必ずしも各国の産業や文化が大きく進歩しているわけではないということでした。 日本国内では盛んにどこそこの国が大きく経済発展をはたし、投資も盛んにおこなわれているかのような報道が行われていますが、実際の展示物や出展されている、 ごく普通の人たちはまだまだ過去の産業を引きずっており、韓国、台湾等に比して、失礼ながら、まだまだ発展途上という表現が当てはまるかと思います。
 販売の基本になっているのが、工業製品ではなく、石であり宝石であり、はたまた、木製品であったりと特産物に依存した出展者が多くみられ、 特に輸出を推し進める製品が、石、宝石などの鉱物や木材加工の家具、木彫が多くみられるのはその国の経済状況と環境を如実に表しているのではないかと考えます。
ただ、一方でその販売にかける熱意、情熱はすさまじいものが感じられ、日本では久しく忘れられている販売に係る人たちの熱意を肌で感じることができました。 対して買おうとする中国の方々の、購買意欲もすさまじく、ある種売る側と買う側の情熱のぶつかり合いが展示会場全体の熱気を押し上げているのも間違いのない事実でした。

  この販売に対する、なりふり構わぬ熱情と購買に対する激情はもはや日本では見ることはできないものになってしまっています。 まだまだ発展途上であり、政情不安もあるかもしれない各国ですが、この熱気がある限り必ず成長を遂げ、経済を発展させることは間違いないと感じさせます。 中国はすでに世界第二位のGDPを誇っていますが、経済をここまで押し上げたのは、共産党でも一部の大企業でもなく、間違いなく一般庶民の持つこの熱気が押し上げていることは間違いないと思います。
  西欧諸国で開催される展示会もそれぞれに見るものも多く、参考になることも多いかと思いますが、熱意と激情をもって追い上げてくる、近隣諸国の現状、特に庶民の生活に沿った現状を把握することは決して無駄にはならないと思います。

  当初目的のガラスびん使用についての市場調査及び新しいクライアントの探索については今後の営業活動次第ということになりそうですが、現在でもベトナム、マレーシア、インドネシア等にはすでに輸出をしていることから、少ないながらも高級ガラスびんの使用を積極的に考えてもらえるところが点在するかと思っています。
  統括的な営業活動は難しいながら、情報の収集に努め、少しづつでも日本のガラスびんの普及に努めてまいりたいと思います。

  海外へ営業、視察等で出ていくといつも感じることですが、海外と国内の仕事の業態の違いを肌で感じることになります。多くの方、特に若い方たちに海外へ出てもらい、実際の肌感覚を通して今、日本で行っている仕事を見つめなおすきっかけになればと思う次第です。

  簡単ではありますが、以上をもって報告とさせていただきます。
以上。

参加人数 2名

第78回応用物理学会秋季学術講演会 参加ご報告

調査日:2017年9月5日~8日
場所: 福岡国際会議場・福岡国際センター・福岡サンパレス
概要:1.講演会の概要
応用物理学会は、自然科学・工学分野の学会としては、日本機械学会、電子情報通信学会、土木学会、日本建築学会、そして、日本化学会とならぶ規模の大きな学会で、会員数は約2万4千人。
毎年、春と秋に学術講演会が開催され、今回は、口頭・ポスター合わせて約4千件の発表があった。
そのうち、ガラス関係の発表は51件あった。この中で興味を引いたいくつかの講演内容を報告する。


非球面レンズ上への反射防止構造の形成 (東京理科大)
 レンズの反射率を低減させるために、一般的に多層膜が使われているが、近年はモスアイ構造を形成することで、反射をさらに低減させている。
  球面レンズには、UV-Nano Imprint Lithographyによりモスアイを容易に形成できるが、非球面レンズには直接形成するのは難しい。
 よって、一旦、軟質材のレプリカモールドを作成し、これをレンズに密着させた状態で光硬化性樹脂を硬化させて、非球面レンズ上にモスアイ構造を作成した。


表面ナノ構造と高屈折率ガラスを組み合わせた有機太陽電池のための複合反射防 子構造 (山形大)
 通常の太陽電池に比べて有機太陽電池は発電層の厚みが100μ程度と薄いことから、より光を効率的にトラップする必要がある。そこで、有機発電層の上に多層膜を蒸着したガラスをのせ、さらにその上にモスアイ構造を形成することで、光の反射を減らした。
発電層の有機物質の屈折率が2前後と一般的なガラスの1.5に比べて高いことから、多層膜を蒸着するガラスを高屈折率のものに換えると、さらに反射が減り、発電効率が向上した。これらの組み合わせにより、最大6%の向上がみられた。
  

バルクテルライトガラスに蒸着した銀のガラス内部への光導入 (京都工繊大)
 カルコゲン化物ガラスには、ガラスに金属を蒸着させて光照射をすると金属がガラス内部に拡散する光導入という現象がある。これを酸化物ガラスのなかでも比較的融点が低いテルライトガラスに銀を蒸着して実験を行ったところ、加熱と光照射を同時に行う事により、ガラス内部に銀が拡散されたことが確認された。


SnF2-SnO-SiO2ガラスの光学特性 (愛媛大)
 光ファイバー型電流センサーの母体ガラスには、従来鉛シリケートガラスが使われてきたが、環境規制により代替え材料が必要とされている。そこで、光弾性定数(PEC)が極めて小さいSnO-SiO2が候補としてあるが、可視域で着色する問題があった。今回SnOの一部をSnF2に置換することにより、透明性と低PECを両立できた。


BaO-TiO2-GeO2-SiO2結晶化ガラスのシンチレーション特性 (奈良先端大)
 PET検査機のような医療イメージングの分野で無機シンチレータは光検出部に使われているが、単結晶がほとんどである。そこで単結晶に比べて、光散乱が低く高い空間分解能が得られる可能性のあるガラスセラミック材料を開発している。表記の組成系において、シンチレーションスペクトルを計測できたが、同じ組成ではガラスよりもガラスセラミックのほうがより高い強度が得られた。


低膨張ガラスの長時間エイジングにおける散逸構造の観測 (産総研関西)
 ガラスは過冷却液体といわれ、融液が冷えて結晶に移行する途中の状態と言われている。そのガラスが最終的にどのような状態になるのかはまだ解明されていない。そこで、非常に低膨張なガラスを使い、長時間エイジングした際の構造緩和について調べた。


感想
  光に関係する発表が多かったが、中には構造緩和のようにガラスの根本的な構造に関する発表もあり、興味深かった。 先端医療分野やエネルギー関連など、将来的にもガラスは必要とされる素材の一つであることが実感できた。

以上。



参加人数 1名

OPIE’17 参加ご報告

開催日:2017年4月19日~21日
調査日:2017年4月20日~21日
場所: パシフィコ横浜
概要:OPIE’17は毎年横浜で開催される光とレーザーに関する展示会で、異なる団体が主催する7つの展示会の総称です。 具体的には、「レーザーEXPO」「レンズ設計・製造展」「赤外・紫外応用技術展」「ポジショニングEXPO」「メディカル&イメージングEXPO」「宇宙・天文光学EXPO」「産業用カメラ展」の専門展示会に分類されています。また、OPIC(Optics and Photonics International congress)という国際会議が併設されているのも特徴で、日本の光技術関係の展示会としては最大規模と言われています。

展示:展示会の中で、ガラス関連で印象的だったブースを紹介します。
○国立天文台

ハワイ島に建設予定の次世代超大型望遠鏡(TMT)に使われる主鏡分割鏡の試作品がブースに置かれていました。 この望遠鏡は2020年に実用化が期待されている口径30mの主鏡をもつもので、現在のすばる(8m級)に比べ、光を集める能力が10倍以上あると言われています。 光を集める主鏡は492枚の鏡(対角が1.44mの6角鏡)を合わせて作りますが、ひずみを減らすために、鏡は熱膨張が極めて小さいガラスで作られます。

このガラスはオハラが開発したガラスセラミック(CLEARCERAM-Z)で、一旦ガラスとして作成したものに熱処理を施し、このガラス中に結晶を析出させます。 ガラスは若干の熱膨張を持ちますが、逆に析出された結晶は熱収縮性があるので、結果として熱膨張が極めて小さい素材になるという説明でした。


○光ガラス(ニコン)
光ガラスはニコンの子会社で光学ガラスを製造販売しています。光学ガラスとは、可視域ではほぼ透明ですが、屈折率と分散値が異なる材質が数百種類あります。 光学ガラスの主なメーカーは、オハラ、HOYA、成都光明(中国)、SCOTT(ドイツ)、そして光ガラスと世界でも5社程度しかありません。 展示員によると、光学ガラスの需要はスマホの普及以降は冷え込んだままという事でした。本展示会での目玉は透過率を改善した数種類の光学ガラスで、製造工程の改善で実現したそうです。 これら製品はニコンの新製品に採用されているということです。





○五鈴精工硝子
大阪硝子工業会の会員企業です。非球面レンズ等の成形レンズと各種色ガラス(カラーフィルター)を展示していました。 色ガラスには新製品も数点ありました。赤外線透過ガラスや紫外線透過ガラスなど、可視光線以外に着目したガラスが多く展示されていたのが印象的でした。

以上。



参加人数 1名

2017年1月23日~25日 東京ビックサイト 化粧品開発展・化粧品展 見学ご報告

レポート① 視察より硝子瓶容器今後の処し方感じる事

【 目的 】
今回の展示会視察については、硝子容器、今後の動向・方向性を見出す
『key』を求めての視察。

【 訪問ブース 】
日本写真印刷、ユニコスモ三菱鉛筆、ランスロットグラフィックデザイン、クラボテック、竹宝堂、呉竹、ニチエイ、エイエムジー、ツジカワ、新和製作所、マルエム、本多プラス、梅田真空包装、カタニ産業、ジュテック、グラセル 4、ツバキスタイル、福島印刷工業、柏木モールド、ニコスタービューテック、アンズコーポレーション、クロイスターズ、東陽化成、三和化学、 ケミコスクリエイションズ、シャンソン化粧品、日本コルマー、ボナンザ、セレス、クラブコスメチックス、ピカソ美化学研究所、高研、日油、Fearless、ミロットラボラトリーズ、丸菱石鹸、その他各社

【 考察 】
過去、何回か化粧品開発・化粧品展を視察しましたが今回の化粧品開発展・化粧品展は色々な意味を込めて一言でいうと『全く面白く無く、興味が沸かない展示会』という印象でした。
展示会場は化粧品関連展示だけに、華やぎと豪華、色めいた雰囲気。
硝子瓶関係者からして観れば、樹脂容器への加飾技術、見せ方のオンパレード、此れでもかという感じの展示会場であった。
樹脂成型においては、特別な成型、特記する製造方法こそ無かった。しかし、化粧品容器だけに華やいだ楽しい容器が展示され、今、正に『樹脂容器絶頂』という時を感じた。 樹脂容器が『硝子ライク』に成ってきた。
分かり易く言うと硝子の様に肉厚で透明感が有り硝子と見間違える様な成型品。
一昔前の硝子容器の如く、花瓶、香水瓶、高級化粧瓶の様な瓶にカットを施した様な成型、レリーフ・レースを纏わせた様な造形的な樹脂容器。加飾技術も相当研究されている。樹脂は割れ難い、軽い、コストパフォーマンスも有り、何でも有りの樹脂容器。 化粧商材容器については、樹脂容器時代と言った感じであった。
各ブースで『硝子容器について』質問してみた。
先ず硝子は、重い、割れる、コストが高い、異口同言の回答しかなかった。
又、硝子容器としては、香水、アロマ香料、エッセンスオイル以外は無かった。
今回、会場を回って観て最終的に感じた事は、硝子容器に携わる者として、かなしいかな『硝子容器の将来は無い』と感じた。


【 最後に硝子容器として取り組み 】
硝子の将来の有り方を真摯に考え、原点に戻って、整理し、硝子の利点
(樹脂には出せない質感、重厚感、安定感、プレステージライン、ハイクラスラインでの使用)
硝子の欠点を特徴とし、樹脂には出来ない事を武器に硝子容器として仕掛ける事がいの一 番の取り組みと考えます。

・リターナブルが出来る事(条件が必要ですが)
・リユースが出来る事(条件が必要ですが)
・リサイクルが出来る事(条件が必要ですが)
・詰める中身を選ばない
・重厚感が有り、質感が素晴らしい
・安定感がある

硝子容器として
容器のデザインや機能を重視する傾向は高まっている。そんな中、容器開発にあたり硝子職人の高齢化、後継者不足、硝子瓶生産及び半人工生産拠点の減少。
しかし、近年『多少コスト高に成っても市場にない変わった容器(パッケージ)を求めているお客が増えている』と聞いた事が救いである。
又、樹脂に対して硝子ならではの極小生産(半人工、工芸品等)からの物造りが可能。
これらより、樹脂には無い魅力を探り、それらを利用し、生産方法の違いより環境問題も視野に、民間と手を携えて取り組みが必要と考えた。
(海外では法律で硝子使用を義務付している国もある位、環境問題に即しているとの事)
硝子素材は、画像上で映える素材、デザイン視覚に加え触覚、聴覚、感覚に訴える容器として成しえる材質として間違いないと信じている。


以上。

レポート②
【目的】
化粧品市場における硝子容器の動向、および需要の調査を目的として各社展示ブー スを視察。
出展されていた中でも、化粧品製造・充填の OEM メーカー、容器・包材関連のブー スにて主に調査。

【調査結果】
残念ながら、今の化粧品市場を反映するように、各ブースを回っても硝子容器の展示 はごくごく少数に限られ、見つけるのも困難なほどでした。
(大きな小間数をとっている大手メーカーのブースでも1品、2品程度)
硝子容器の採用されているケースは、主に香水瓶、アロマオイル系のもので、基礎化粧品でもほとんどが加飾を施した樹脂容器が展示されていました。
ブースで聞き取りをしたところ、硝子容器に対しては以下のようなご意見をいただきました。

<メリット>
・重み、肉厚からくる重厚感は何にも変えられず、樹脂では出せない高級感が演出できる。
・内容物に限らず使用できるバリア性。

<デメリット>
・落下による割れのリスクがあり、取り扱いに注意しなければならない。
・製品重量があることで輸送費がかさむ。
・容器単価が高くなってしまう。


一般的に周知の事実ではありますが、大手メーカーのプレステージラインにあるような高級感が演出できる一方で、硝子容器を採用するうえで障壁となる部分も多くご指摘いただきました。
特に、高級感が出せる一方で、エンドユーザーが高価格帯の化粧品を購入いただいても、日常使用する中で誤って落下・破瓶させてしまうと内容物を台無しにしてしまうため、消費者目線に立ってもリスクを感じざるをえない、というご意見が印象に残りました。
樹脂容器の展示を見ても、やはり厚肉 PET でパッと見、硝子のようにも見える容器が増えていたように思います。
樹脂でも硝子の代用にし得るような樹脂容器の台頭や、加飾技術の発展(2パーツ容器のインナーに蒸着など)によって、「高級感」という硝子容器の利点がますます危ぶまれているように感じました。

【今後の硝子容器市場についての見解】
今回、やはり硝子容器の需要については厳しいご意見を多くいただきました。
今後の市場確保について、今すぐ結論づけることはできませんが、市場が停滞したとしてもまず生産の技術力を落とさず、高品質の製品を供給し続けることは大前提になるかと思います。
また、今の時代だからこそ、環境に配慮できるリユース・リターナブル性も主張できる部分になるかと思います。(事実、オーガニックコスメを主力とされているメーカー様から、ブランドイメージの訴求・魅力を感じる部分としてご評価いただくご意見を伺いました。)
代用できる樹脂容器の開発が進んでいても、高級路線の化粧品・バルクに侵されない容器としての分野を確保しつつも、硝子容器としての魅力をより突き詰めて今後も発信していく必要性があると強く感じました。

以上。



参加人数 2名

2017年1月17日~18日 東京ビックサイト ライトテックEXPO他 ご報告

tokyo
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1.目的・概況
1)今回弊社としては照明用有機EL、LED他用部品としての板ガラス加工のニーズがないかを探すことを目的に展示会に出向いた。
2)関連業者の出展社名も事前にあっため、ある程度の期待があったが、内容的には期待外れで
①光学特性の測定機、及びそのソフト関係
②LED関連の業者が主で、主体はLEDそのものよりもケーシングを含めて組み込みメーカーの展示が主であった。
③海外メーカー及び海外品取り扱い商社の展示も約半数あり。
④偏光板メーカーの有沢製作所でも有機ELに関する展示はなく、照明用のレンズ、プリズム を樹脂から金型を用いてガラスや、樹脂板上に形成する物しか展示してなかった。
(写真-1、写真-2参照)
⑤有機EL照明のメーカーであるコニカミノルタオプトですら、講演は予定されていたが、展示物はなかった。
3)低調な展示内容を見てものづくりの空洞化を感じた。

2.他の展示会
ライトテックが低調であったため、同会場で催されていた他の展示ユニットを訪問することにし、 オートモティーブワールドとウェアラブルを見た。

3.オートモティーブ(カーエレクトロニクス)
こちらは予想に反してガラスにまつわる情報がニッチな部分ではあるが何点かあった。
1)電子部品関係
①MEMS関係の展示内容では一見ガラスの要求は無い様に見えるブースであっても仕様を詳しく見てみると案外ガラスが使われている例が多い。 ②今までのガラスの特性である、透過率を求めるものではなく、絶縁物としての要求がある。
③薄板、異形形状が求められるが、従来はシリコン等の樹脂が使われてきたが、車載となると耐熱性がシリコンよりさらに上が求められ、加工性の面からガラスを検討している。
④MEMSの特性上、結晶ガラスの要求を出されているメーカーもあった。これは加速度計用でこの用途は以前にもそのような話を聞いたこともあった。アモルファスでは物理特性計算が理論通りにならないことが原因のよう。
⑤電子部品用のガラスに対するキーワードは、結晶物、小片分断、薄板の模様。
⑥求められるサイズは数mmの大きさであり、仮に100mm角のガラスでも数千~1万個が取れる。100万個のニーズでも100枚~200枚程度となる。工業会全体で考えるなら素地の作製からできるポテンシャルもあるように思った。

2)ウェアラブル関係
①最も人気のある展示会場であった。 ②IoT関連のリモコン、FA関係を主に海外メーカーも含め多くの提案が見て取れた。
③ガラスの入り込む余地については、特に端末操作機器で可能性があるように思ったが、まだ樹脂が主流であり、これらのアッセンブリーメーカーは、ガラスに対しては重い、割れるとの先入観があり、この点に関してアピールできる製品開発が必要になりそうである。



参加人数 1名
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