一般社団法人大阪硝子工業会

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工場見学・視察
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展示会報告

SILMO Paris 2018 視察報告

開催日:2018年9月28日~10月1日
場所:PARIS NORD VILLEPINTE


工場見学・視察
パリ中心部から車で一時間ほど行った所で開催されている眼鏡業界における世界規模の展示会。イタリアで開催されるMIDO展示会に次ぐ規模だと言われている。 会場の広さで言えば日本で開催されている眼鏡業界展示会「IOFT」の二倍以上の規模はありそうだが、これでも過去の歴史を知る方から言えば、10年前やそれ以上の当時から比べると半分~1/3程度の規模になっているのではとの事。

世界の眼鏡業界の動きはイタリアの大手ルクソティカの一強状態で、近年どんどんルクソティカの勢力が拡大して一社寡占状態になってきており、その影響が出ていると思われる。

ただそんな中でもSILMOには日本の会社やブランドも多数出展しており、それらの海外の評価の様子などが見れた。日本はフレームの産地として福井県の鯖江市が世界的にも有名であり、品質には高い評価を受けている。 かつ近年ではサングラスなどレンズの材質としてガラスレンズに対する再評価の動きもあり、来場者の中にもガラスレンズに興味を持っている方が多いとの事。

業界全体が極端な1強状態になっているからこそ、かえってその会社がすくえないニッチな需要を拾っていけばまだ日本製ガラスも生きていく余地があるのではと感じた。

以上。

参加人数 1名

JASIS’18 視察報告

開催日:2018年9月5日~7日
場所:幕張メッセ
概要:JASIS’18(Japan Analytical & Scientific Instruments Show)は、日本分析機器工業会主催の分析展と、日本科学機器協会主催の科学機器展が2012年から合同で開催することになった展示会です。 今年も幕張メッセの展示ホール3~8で開催されました。 入場者数は合計で23,697名でした。(主催者発表)

工場見学・視察
展示:分析器が中心の展示会なので、ガラス製品の展示はありませんが、ガラス製造における品質管理を対象とした分析機器は多数展示されていました。その中で印象的に残ったものを記します。

○株式会社リガク
株式会社リガクは、X線回析や熱分析において、ガラスの分析には親しみのあるメーカーです。多数の分析機器が展示されていたなかで、以下の機器に興味を持ちました。

・蛍光X線分析装置 ZSX Primus IV
この装置はガラス中の元素分析(定性・半定量)が簡便におこなえるものです。蛍光X線分析装置自体は従来からありますが、測定時間が従来の半分程度になっているそうです。

・熱機械分析装置 Thermo plus EVO2 TMAシリーズ
膨張係数やガラス転移温度を測定するTMAは古くからあるガラスの分析装置の一つですが、最新型はどうなっているのか興味がありましたが、外観が格好良くなっていること以外は特に違いが判りませんでした。

○株式会社 堀場製作所
堀場製作所は自動車関連の燃費や排ガス等の分析装置で有名な会社ですが、リチウムイオン電池を初めとするエネルギー分野や医療関係の分析装置も多く出展されていました。 ガラス関係では、蛍光X線や分光装置以外にも、洗浄水のpH分析機が多数展示されていました。

○株式会社 島津製作所
ホールの中で最大規模のブースに種々の測定機器を展示していました。 そのなかでも液体クロマトグラフ関係の装置がメインと思われましたが、ガラスの分析関連では蛍光X線分析装置に面白いものがありました。

・エネルギー分散型蛍光X線分析装置 EDX-7000/8000
この装置は炊飯器を大きくしたような外見が特徴的です。簡便にかつ高速で定量分析を行えるということでした。EDX-7000は検出元素範囲が周期表のNaからUまで。EDX-8000はCからUまで可能ですが、いずれもP以下の軽元素の測定の際には窒素もしくは真空雰囲気にする必要があるそうです。

所感:結果的に蛍光X線分析装置の報告になってしまいましたが、他のガラスの品質管理に使う分析機器は従来とは変わらない印象でした。 ガラス関連以外では、においや味といった感覚的なものを数値化する評価機器が多く展示されていました。 また、機能は同じでも小型化・廉価化されている分析機器、例えばラマン分光装置やハイパースペクトルカメラなどは、製造業や医療そして農業の現場に多く普及していく可能性があると思われました。

以上。

参加人数 1名

China High-end Spirits Fair 2018 視察報告

視察先:China High-end Spirits Fair 2018
場所:济南(高新)国际会展中心
開催期間:2018年8月8日から10日
展示内容: 各種高級白酒、黄酒、ワイン

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第2回中部高級白酒展示会が济南で開催されました。 こちらの展示会は2017年8月8日をはじめ、今年は2回目になります。

今回の展示会では飞天茅台,金王子、茅台不老酒和茅台醇など茅台系列の白酒を中心に贵州大曲、五粮液「水晶普五」、洋河「手工班」、泸州老窖聚焦特曲60版,汾酒、西凤、习酒等 名酒1000種類以上が白酒のブランドメーカー200社により展示されておりましたが、相変わらず伝統的なパッケージが主流でした。(陶器瓶)

ところが、現在中国国内では多品種小ロットの「定制酒」オーダーメイド酒がブームになっています。
また各社は販売拡大のため自社ブランド以外にも国内だけでなく海外輸出用酒のOEM・PB・受託製造も行っております。それに伴って伝統的なパッケージから安全・安心で優れたデザインがもとめられております。 そして、今回出展した山西省闻喜县英发玻璃製品有限会社に硝子びんの見積依頼したところ、一般白酒用硝子ビンの単価は安くありませんでした。FOB条件、ロット10万本以上、300ML-500ML硝子ビンの単価は3.5元以上です。(ただし、コーディング印刷付)

参加人数 2名

The 25th Busan International Food Expo / BOFOOD 2018 視察報告

視察先: The 25th Busan International Food Expo / BOFOOD 2018
開催期間:2018年6月21日から24日
展示内容:食品博覧会
農作物及び加工食品, 肉類及び肉加工食品, 家禽類及び加工食品, 冷凍食品, 乳製品, 食品添加物及び混合物, 健康食品及び有機栽培製品, 外食創業, 小売店及びその他

工場見学・視察
カフェ&ベーカリー博覧会
コーヒー&ティー&アイスクリーム類, 製菓&製パン, ワイン、酒類及び飲料, コーヒー焙煎及びコーヒー機械, 製菓、製パン、飲料加工及び調理装備

食品機械及び技術博覧会
肉類、麺類、乳製品、農作物、加工食品用の加工及び調理装備, 食品保存装備, 食品衛生設備, 食品測量及び検査装備, 食品環境保護及びリサイクル装置, 食品情報システム, 食品包装材及び原料, 食品包装機械, 食品検査及び試験装備, ラベリング及びマーキング設備, 食品運送装置, 食品包装サービス及びラベリング技術

開催頻度:毎年(年2回)
規模:16カ国 / 400社 / 800コマ
過去の実績:2017年実績 
       来場者数52,854人
       出展社数315社 / 650コマ

 BOFOOD2018 韓国釜山国際食品展に視察に行きました。 こちらの展示会は2007年から6月11月と年2回釜山のBEXCO展示場で開催されており、世界各国から食品の事業拡大を狙い集う展示会と謳っております。 釜山は韓国の第二の都市であり、韓国最大の貿易港である釜山北港と新たに開かれた釜山新港があるため盛んに輸出入が行われております。 その釜山での展示会ということでどのような食品会社が出展し、どのようなびん詰め商品があるのか、韓国国外からの出展社はどのような企業があるのか、 バイヤーは何を求めているかを、びん需要を把握したい観点で注目しておりました。 しかしながら、COFFEE SHOWが併設されており、その規模の方が勝りコーヒーメーカーが多かったということ、 来場者のほとんどが一般消費者であり即売会という印象が強かったこと、釜山の出展社が少なく、海外出展社もほとんど見受けられず、 残念ながら韓国国内向け展示会の域を出ていないと感じました。その中でも、ブースを回る中で得た情報として、 韓国国内では排ガス規制が強くなり、ガラス瓶メーカーには留まりませんが、製造業への課税が多くなっているということを聞きました。 これによって、韓国国内のガラスびんの仕入れ単価があがっているということで、各食品会社がガラスびんを探しているという事を知りました。 また、マイクロプラスチックの環境問題を考慮してプラスチック容器からガラスびんへ変え始めている企業も多いということを知り、 韓国国内は日本のガラスびんも大いに戦えるマーケットであるなと感じました。

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参加人数 2名

技術研修会<ガラス溶融技術> 参加報告

視察先(主催):日本硝子製品工業会
日時:2018年5月15日
場所:日本ガラス工業センター
調査目的:ガラス溶融技術に関する情報の収集のため。

内容:
ガラスの溶融技術に関する技術研修会に参加した。
研修会では下記の講演を聞いた。

①「次世代酸素燃焼(Heat Oxy Combustion)」
日本エア・リキード株式会社工業事業本部素材産業部(燃焼)
木村 誓史 氏

②「ガラス分野における大阪ガスの取り組み」
大阪ガス株式会社産業熱開発チーム燃焼技術グループ
柳樂 愼輔 氏

③「ガラスのバッチ反応・清澄の基礎」
東京工業大学教授
矢野 哲二 氏

詳細:
今回参加した3題目の講演について報告する。
①「次世代酸素燃焼(Heat Oxy Combustion)」
ガラス炉における熱損失の大部分は排ガスによるものである。空気燃焼だと空気の78%は窒素であり燃焼には関与せず、熱を吸収して排ガスとして出ていくだけであるが、 酸素燃焼に転換すれば排ガスの量を減らし熱効率を上げることができる。 日本エア・リキードは酸素の製造、酸素燃焼技術の開発、転換前後のガラス炉のモデリング・シミュレーション、燃料ガスおよび酸素の予熱技術などを用いて酸素燃焼転換をあらゆる面でサポートしている。

②「ガラス分野における大阪ガスの取り組み」
液体燃料と比べると都市ガスといった気体燃料は燃焼効率が高く、完全燃焼を得られやすいなどの利点がある。 しかしガラス炉の都市ガスへの燃料転換は輝度の低さに起因する輻射熱の低下や、高い火炎温度によるNOx濃度の上昇などを招く。 大阪ガスはこれらの問題をタンク炉、るつぼ炉に対応する自社製ガスバーナー、炉のエンジニアリング、シミュレーション技術などによって解決している。

③「ガラスのバッチ反応・清澄の基礎」
ガラスの原料であるバッチは1000℃前後の高温でガラス溶液へと化学変化する。 1000℃前後の高温ではどのような化学反応が起こっているかを観察することが難しかったが、ラマン分光法を用いたスペクトル解析により化学反応を推定、確定することが可能となった。 またX線解析を用いることによって、高温状態におけるバッチ中の気泡の生成・成長によるマクロ構造の変化、気泡の閉じ込めを把握した。 最後にガラス溶液中の気泡の消失(泡じめ)のメカニズムを気泡を含むガラス融液の観察動画、気泡内ガス種の解析によって把握した。

所感:
ガラス溶融という多量のエネルギーを扱うガラス炉における酸素燃焼ならびに都市ガスの利用や研究は、エネルギー効率の観点からこれからさらに進んでいくのだろうと思った。 そして通常の固体とは物質の構造・ふるまいが異なるガラス溶融の各種解析結果は大変興味深いものであった。この技術研修会は大変有意義であり、研修内容を是非とも日々の業務に活かしたいと感じた。

参加人数 1名

OPIE 18'

開催日:2018年4月25日~27日
場所: パシフィコ横浜
概要:OPIE’18(OPTICS & PHOTONICS International Exhibition)は毎年横浜で開催される光とレーザーに関する展示会で、「レーザーEXPO」「レンズ設計・製造展」「赤外・紫外応用技術展」「ポジショニングEXPO」「メディカル&イメージングEXPO」「宇宙・天文光学EXPO」「産業用カメラ展」という7つの展示会の総称です。 今年もパシフィコ横浜の展示ホールA、Bで開催されました。 入場者数は主催者発表で16,000人超と、この分野の展示会としては盛況だったと思います。

展示:展示会の中で、ガラス関連で印象的だった展示内容を報告します。
○株式会社住田光学ガラス
 住田光学ガラスは光学ガラスメーカーですが、レンズやファイバー等の光学製品までを一貫生産できる会社です。一般的に光学ガラスメーカーはガラス素材を生産し、それをレンズに加工するのは別の加工業者が行うという分業体制がとられています。
 今回のブースで来場者の注目を集めていたのが、赤外線透過ガラス「K―FIR100UV」です。 これは、可視域から5μm程度までの赤外線をほぼ100%透過する光学ガラスで、その透過域の広さ以外にもガラスの波長に対する屈折率の分布を示すアッベ数が101という性能を持つことが注目されていました。アッベ数で100を超えた光学ガラスは殆どなく、同業他社も注目しているとのことでした。またこのガラスは材料に酸化物を含まないフッ化物ガラスということで、フッ化物ガラスがもつ低フォノン性を赤外域における透過性に生かした例と思われました。

○日本電気硝子株式会社
 膨張がほとんど無いというゼロ膨張ガラスとIR高吸収フィルター及び赤外線透過ガラスの展示がありました。
 この中で、IR高吸収フィルターは、古くからCCDカメラ等の赤色補正の為に使われているIR吸収フィルターの新製品で、従来品が0.2㎜の厚みが必要だったのに対し、0.1㎜の厚みで同等の吸収特性を得るといいます。2倍の吸収特性を得るためには、IRを吸収する遷移金属である2価の銅イオンの含有量を2倍にすれば良い理屈ですが、可視域の透過率を損なわずに達成するには、ガラス組成の最適化が必要だったということです。

○松浪硝子工業株式会社
 大阪硝子工業会の会員企業です。非球面レンズ等の成形レンズと各種色ガラス(カラーフィルター)を展示していました。色ガラスには新製品も数点ありました。赤外線透過ガラスや紫外線透過ガラスなど、可視光線以外に着目したガラスが多く展示されていたのが印象的でした。
 また、光ナノインプリント技術を使ったモスアイ構造をもつ板ガラスの展示が目を引きました。光ナノインプリント技術は、微細加工された金型パターンを、紫外線硬化樹脂を用いて薄板ガラス上に転写する技術です。樹脂のみで加工すると変形が大きく、一方、ガラスに直接微細加工を転写することは困難なため、樹脂とガラスの長所を生かした技術と言えます。今後、種々の実用化が期待できると感じました。

以上。

参加人数 1名

第98届全国糖酒商品交易会

工場見学・視察

視察展示会:2018 第98届全国糖酒商品交易会
内容:中国全土の酒、食品、オイル等の展示会
開催日時:2018年3月22日~24日
場所:中国四川省成都

非常に大きな展示会で年2回開催されています。

近年、白酒の販売、特に輸出量が中国から各国へ突出して多くなっており、また、中国国内需要も一時の自粛要請後回復してきており、特に若い人を中心に新しい白酒の文化が生まれようとしています。

それを受けて、伝統的かつ画一的なボトル需要から、近代的なモダンなデザインのものも多くみられるようになってきており、陶器や前近代的なボトルからシンプルでかつ、小型化されたものも多くみられるようになってきております。 弊社としてはこれをビジネスチャンスととらえ、小型化ボトルでのマーケット開拓に取り組むべく各地の白酒文化、需要等を調査してきております。 中国人のバイタリティに負けないよう、進取のデザインをもって取り組むつもりでおります。
以上。

参加人数 2名
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